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脳科学者  澤口俊之氏による脳科 学情報

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「わずかな奥行き」つかむ脳領域=疲れにくい3D開発に道―大阪大

時事通信 3月14日(水)7時7分配信

ヒトやサルにはわずかな奥行きを認識する特殊な能力があるが、大脳の「V4野」と呼ばれる領域がこの能力を担っていることを、大阪大の藤田一郎教授らの研究グループが発見した。より自然な3次元(3D)映像の開発につながる成果という。米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス電子版に14日発表した。

 ヒトやサルなどの霊長類は、2メートル先に立てた2本の針が前後に4ミリずれた時、どちらが手前か当てることができる。この「微小奥行き視」を、脳のどこが担っているかは分かっていなかった。

 藤田教授らは、3D映像を見ているサルの大脳の活動を解析し、V4野の細胞活動と、サルの奥行き判断が一致することを発見した。V4野の活動を人為的に変化させると、奥行き判断が変わることも確認した。

 藤田教授は「V4野の性質を詳しく調べれば、脳の特徴を生かした、より自然で眼精疲労の少ない3D映像技術の開発に役立つのではないか」と話している。 

参照記事

     → http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120314-00000016-jij-soci



    必要な睡眠時間は遺伝子レベルで決まる!

    週刊SPA! 3月14日(水)18時12分配信

    ★[毎日8時間寝る]逆転の仕事術

     「だって寝たいんだもの!」と胸を張るだけでは、ただの怠け者と思われるかもしれない。そこで、睡眠医学の観点からも調べてみるべく、梶村尚史氏にお話を伺った。

     「人それぞれに必要な睡眠時間は、遺伝子レベルで決まっています。そのため、誰にとっても8時間睡眠がベストとは言えませんが、本来8時間の睡眠が必要な人が5時間に縮めるのはそもそも不可能です。『4時間半短眠法』などは短期間なら気合で乗り切れるかもしれませんが、長期的には慢性的な睡眠不足が続く。集中力が出ない、記憶力や理解力が低下、といった弊害が出る懸念があります」

     よかった。医学的に見ても、長時間睡眠が必要な人は一定数存在するようだ。徹夜での残業のメリットについても梶村氏は一蹴する。

     「夜中のほうが集中できるという人がいますが、単にノってきてやめたくないだけのことでしょう。時差ボケが数日直らないのと同様、徹夜をすると睡眠のリズムが崩れます。寝つきも睡眠の質も悪くなるため、かえって長く寝てしまい、時間を損することになるのです」

     そう言われてみれば、深夜残業をした翌日は結局起きられず午前半休をとったり、朝から出社してもボンヤリして仕事が手につかなかったり……。頑張ったつもりが皮肉な結果に終わることは多い。

     ■梶村尚史氏 むさしクリニック院長。専門は精神医学、睡眠医学、時間生物学。睡眠医療認定医。著書に『「寝るのが怖い」がなくなる本』(ワニブックス)他多数

    参照記事

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