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脳科学者  澤口俊之氏による脳科 学情報

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「心の脳」を育てる読み聞かせ 公文が教室スタート

産経新聞 5月18日(金)15時24分配信

読み聞かせは「心の脳」に届き、親と子の絆を強める-。脳科学が明らかにした心や脳の働きを踏まえ、乳幼児教育の新しい取り組みが始まる。学習塾大手の日本公文教育研究会(大阪市)は、読み聞かせや歌など言葉のやりとりを中心に据え、0~2歳児を対象に「Baby Kumon」を6月から全国約8000カ所の教室で開始する。

 「心の脳」は喜怒哀楽などの感情を司る、大脳内側の大脳辺縁系を指す。認知神経科学を研究する東京医科歯科大大学院の泰羅雅登(たいら・まさと)教授が命名した。公文との共同研究などから「読み聞かせは、理性や思考にかかわる脳の前頭前野を働かせるのではなく、辺縁系の動きを活発化させる」とする。

 「感情は行動の出発点でもあり、喜怒哀楽をきちんと理解することは、しつけや親子関係を築く上でも重要です。読み聞かせは『心の脳』に働きかけますが、その効用は子供のきらきら輝く目、豊かな表情を見るだけでも明らかです」

 そう語る泰羅教授との研究成果と公文としての知見を基に、「Baby Kumon」は親子の絆を育み、学びの土台をつくることを狙いとする。絵本やCDなどの教材を楽しみながら親子のコミュニケーションを図り、毎月1回、最寄りの教室で先輩ママでもある先生からサポートを受ける。公文の橋口健乳幼児普及推進部長は「絆を育み、親と先生が寄り添い、地域密着の安心感がある学びを提案したい」と話す。(谷口康雄)

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