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「代替現実」装置を開発=過去映像をリアルに体験―脳科学や娯楽に応用期待・理研

時事通信 6月22日(金)9時52分配信

自分が見たり聞いたりしていることが現実なのか疑ったり、幻影ではなく現実と信じたりする際の脳の働きを調べるため、「代替現実システム」と呼ばれる実験装置を開発したと、理化学研究所の藤井直敬チームリーダーらが22日までに英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。

 この装置は、周囲を360度撮影できるカメラが付いたゴーグル形ディスプレーとヘッドホンで構成され、装着した人が見た映像や聞いた音は全部コンピューターに録画・録音される。装着した人は、自分の手を目の前に上げて見ない限り、この装置で生中継されている映像や音と、再生された過去の映像や音を区別できない。

 21人で実験し、被験者が頭を動かした瞬間に生中継映像を過去映像に切り替えると、全員が現実が続いていると誤解。被験者本人が実験室に入って来る様子を再生して過去映像と気づかせた後、「今のは過去シーンでした」と説明する録画映像を見せると、7割の人が現実に戻ったと思い、だまされた。

 この装置のハードウエアは市販品で、費用は約20万円。パソコンのソフトウエアを新たに開発したが、近年、記録データ容量と処理速度が大幅に向上して実現した。脳科学研究のほか、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療、過去に上演された演劇やコンサートをリアルに体験する装置に応用できる可能性があるという。 

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