最新の脳科学情報はトップページからご覧いただけます↑↑↑



脳科学者  澤口俊之氏による脳科 学情報

脳科学最新ニュース一覧

島葉(島皮質)

島皮質(とうひしつ、英: insular cortex)は大脳皮質の一領域。脳葉のひとつとして島葉と呼ばれたり、脳回の一つとして島回と呼ばれたりする。単に島とも呼ばれる。島皮質は脳の外側面の奥、側頭葉と頭頂葉下部を分ける外側溝の中に位置している。島皮質は前頭葉、側頭葉及び、頭頂葉の一部である弁蓋と呼ばれる領域よって覆われている。

島皮質はライルの島とも呼ばれ、その別名はオランダの解剖学者であるヨハン・クリスチャン・ライルの名から付けられた。

島皮質は終脳の独立した葉であると考える研究者も存在する。また、島皮質を側頭葉の一部とする者も存在する。時に、脳の深くにある大脳辺縁系と共に辺縁葉にグループ分けされることもある。

島皮質、特にその前端部は辺縁系との関連がある皮質だと考えられている。島皮質は、その身体表象主観的な感情の体験における役割に注目が集まっている。

島皮質は、味覚、内臓感覚、自律性調節 (恒常性機能とも呼ばれる) などの、基本的な生存に必要な、強く保存された様々な機能を担っている。

参照リンク

トップへ戻る
inserted by FC2 system