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脳科学者 澤口俊之氏による脳科学情報

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長時間のテレビ視聴、子どもの脳に悪影響 東北大調査


朝日新聞デジタル 12月4日(水)11時31分配信


【福島慎吾】テレビを長時間見ている子どもほど脳の発達が遅れることを、東北大の研究グループが約200人の子どもの調査で突き止めた。グループは「発達期の子どものテレビ視聴には注意が必要だ」としている。11月20日付の英専門誌セレブラル・コーテックス(電子版)に発表した。

 同大の竹内光准教授(脳科学)らは2008年~10年に、宮城県内の5~18歳の子ども216人の脳をMRIで調べ、神経細胞が集まる灰白質(かいはくしつ)の状態を分析。さらに知能テストや、テレビを1日何時間見ているかなど生活習慣を聞き取った。それぞれ3年後の2011~13年に再びMRIで灰白質の変化を調べ、脳の発達具合を比較した。

 その結果、テレビを見る時間が長い子どもほど、脳前面の前頭極という高度な知能を担う部分の発達が遅れていることがわかった。脳の灰白質は、3~20歳にかけ、発達するにつれて量(体積)が減っていく。減少の幅が小さいと、発達が遅れていることになる。今回は、テレビを見る時間が長い子どもほど減少幅が小さかった。

朝日新聞社

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